シングルマザーの子育ては子供一人でも大変です。
しかし、子供が2人、3人となると、生活費だけではなく、養育するためにお金がかかりますよね。
だって、学校だって塾・習い事だって2〜3倍でしょうし、みんな平等にさせたいですもんね。
私の場合は、子供が一人なのでなんとかやっていますが、確かに3人の子育てをしながらのシングルマザー は大変そうにしています。
ですが、人数が多いと協力しあって生活する姿も多くみられます。
今回は、シングルマザーが3人の子育てをする時、みなさんどうしているのかをお伝えします。
目次
シングルマザー子育て三人するのは可能?アパートで生活費はどうしている?
シングルマザー子育て三人となると、お母さん含めて4人生活となりますから、生活費も教育費もかかることは確かですよね。
私自身は、子供と2人生活なのに大変なのですから、4人となると、さらに大変な生活であるのは、想像できます。
シングルマザー子育て三人を続けるのは大変
当然のことながら、シングルマザーが3人の子供を育てるのは大変です。
男親がいないため、父親としての仕事もしなくてはいけないということがあげられるでしょう。
男の子がいる場合は遊びにつきあうなど大変。
また、相談相手が家庭にいないなどがありますし、やはりなんといっても生活費のことが一番困ります。
この点についてはこれから、細かい費用も含めて確認していきましょう。
シングルマザー子育て三人を大学に行くまでのための養育費用は?
子育てにかかる費用を月単位で考えていきましょう。
教育費については、文部科学省の出している、子供の学習費調査をもとに考えてみます。
子供が大学を卒業するまでにかかる金額は、すべて公立の学校に行った場合、つまり、最も安く済んだとしても、約1000万円かかります。
これを約20年間で払うと考えて、一年に50万円。
よって、月に換算すると、約4万円で一人4万円かかり、その上、習い事を通わせるとした場合、一人5000円ほどかかるでしょう。
また、医療費に一人2000円かかり、交際費としては3人で10000円ほどかかるとします。
その他の光熱費や、貯蓄、家賃を抜いたとしても、合計で、月額で15万円ほどかかる計算に。
近年のシングルマザーの平均年収は200〜300万円弱といわれるなか、月収に換算すると、約25万円ほどです。
この金額に先ほど考えた子育て費用に加え、家賃や光熱費、その他諸々の出費を抜いてみてください。
いくら残るでしょう。というか、あまり残らないはずです。
3人も子供がいるとなると厳しい生活を余儀なくされますが、そんなに悲観することはありません。支援がいろいろあるからです。
子どもが3人だとどのくらいの生活費がかかるのか、シミュレーションしてみましょう。
①家賃 6万円~8万円程度
子どもが3人になってくると、家族4人ですから狭い場所での暮らしは厳しくなってきます。住む地域や地方にもよりますが、このくらいはかかるでしょう。
②光熱費 1万5千円~2万5千円程度
子どもの年齢にもよりますが、この程度はかかると考えましょう。
③携帯代 1万5千円~2万円程度(キッズ携帯含む)
子どもに携帯を与えると人数分の費用がかかります。節約するため、子どもが小さい場合には携帯を渡さないという教育方針もあり得ます。
④食費 3万5千円~4万円程度
子どもの数が増えると、食費は上がります。成長期の男の子が3人もいたら、節約は難しくなってくることがあります。
⑤日用品 5千円程度
⑥生命保険料 3千円程度(掛け捨て)
⑦ガソリン代 1万円程度(通勤で使用)
⑧給食費 1万3千円程度
給食費用は、子どもが3人だと3倍です。
⑨美容院・化粧品など 6千円程度
⑩衣料費 1万円程度(年平均)
子どもにも服が必要ですから、人数が増えると被服費も上がります。
⑪交際費・レジャー費 2万円程度
レジャーの費用も、子どもの数が増えるとその分上がります。
⑫子供習い事 2万5千円~3万円程度
子どもが多いと、習い事の費用が相当かさんでしまいます。習い事は最低限にして、費用がかからないものを探すなどの工夫も必要になってくるでしょう。
子供が3人の場合の生活費
家賃は約7万円、光熱費約2・5万円、通信費2万円、日用品約1万円、保険料約2・5万円、給食費約1・5万円、レジャー費約2万円、習い事に約3万となります。子供の人数が3人になるので、どんどん生活が苦しくなるのがわかります。
子供が3人の場合は4人暮らしとなるので、地域によって値段は変わりますが約7万円程度かかってくると考えられます。子供が3人の場合生活費に約20万円以上はかかる計算。
ポイントは家賃で、都道府県営の住宅の申し込みをした方が懸命ですし、家賃がグッと下がります。
以上、子どもが3人いると、生活費は20万円以上かかってくることも普通です。
これは、シングルマザーの収入状況からすると、相当に苦しくなってしまうおそれのある金額です
シングルマザーにおすすめの職業は?母子家庭生活に向いている仕事7選!
シングルマザー子育て三人生活を支える母子制度
シングルマザーを支える強い味方となる支援制度はいくつもありますので、重要とされるものを紹介していきます。
児童手当制度
児童手当制度とは、中学校修了するまで毎月子供に対して、国が支援金を出すというものです。
手当の月額は年齢によって変わります。0〜3歳の子供には、一律15000円が、3歳~小学校修了までは、第一子と第二子が、10000円、第三子が、15000円を、中学生には一律10000円もらえます。
所得制限があるので注意が必要ですが、大きな助けとなること間違いありません。
次に、児童扶養手当があります。
児童扶養手当とは、一人親となった家庭を対象に経済的支援を行うというもの。
手当の月額は所得や子供の数によって決められ、個別の手当額については、各市町村に問い合わせが必要ですが、目安として、全額支給の場合、月に41720円支給されます。
二人目の子供は、最大10000円、三人目の子供は、最大で6000円となっています。
ひとり親の支援なので、支援額はとても大きくなっています。
その他には、母子家庭の住宅手当や生活保護、医療費の助成などがあります。
上記の重要な2つの支援のほか、各自で必要となったときに自治体に問い合わせてみると良いでしょう。
単純に、手当自体は子育て三人だから、3倍になるのではないことに注意した方がいいのがポイントです。
よく、2〜3人のお子さんを子育てするシングルマザーの方が、
「3倍もらえると思っていた」といった声を耳にします。
本当は、子供それぞれにお金がかかるので、そのくらいお金が欲しい気持ちもわかりますね。
何人もお子さんがいらっしゃるシングルマザーだからこそ、節約ばかりしていては、全員を育て上げることは難しいのかもしれませんね。
まとめ
シングルマザーは子供が一人だとしても大変なのに、
子育て三人となるとさらに大変なこともあるでしょう。
もちろん賑やかで楽しいこともあり、助け合うこともできますが、
なんといってもお金に困ることが多いでしょう。
これから、子供が大きくなると、お金の心配が増えると思いますが、
お母さんが頑張っていれば、子供はまっすぐ育ちますので、楽しく子育てしていきましょう。
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